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アーカイブ R5 一般社団法人省エネ推進企業会フラットエナジー
北海道

自動車修理工場における省エネ診断

省エネお助け隊ポータルサイトからのお問い合わせで診断申し込みのご連絡を頂きました。 事前ヒアリングにおいて、場内照明器具の省エネ化を図りたいとのご意向でしたので、 照明中心に診断をさせて頂きました。

●診断の対象は、事務棟と工場棟
エネルギーは電力、LPG、灯油が使用されています。その内訳は半分が電力、半分がLPGと灯油という状況です。データが不十分で想定データで補いましたが、その費用は250万円を超え、エネルギーコストの50%と大きな費用負担となっています。LPGとto灯油の用途は修理自動車の塗装乾燥と暖房ですが、大半の用途が塗装乾燥工程での使用で、年間を通じて、一定量が使用されています。

●不要照明の消灯など、基本的なことは実施されていますが、看板灯以外はまだLED化が未実施でしたのでLED化をご提案いたしました。

●工場では、修理自動車から出る廃油(エンジンオイルなど)を、廃油ストーブで焚くことにより、廃棄物の削減と暖房エネルギーコストの低減に努められておりました。

●今後はよりレベルの高い省エネ活動に取り組んで頂きたく、トップマネージメントの熱意ある強い決意のもとで組織的に、従業員一丸の取組と特にエネルギーデータの時系列管理と蓄積をご提案いたしました。

診断の結果 年間のエネルギー削減量

・室内蛍光灯のLED灯への切替で3.42kl削減
・事務所棟の窓の断熱化で1.725kl削減

以上の削減のポテンシャルがある事が分かりました。

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