介護福祉施設における省エネ診断
介護福祉施設における省エネ提案
事業者から「エネルギー価格の高騰対策として、省エネの徹底を行いたい」ということでご相談があり、省エネ診断を実施することになりました。
施設のエネルギー使用量は256.5kl/年です。診断の結果30.4kl/年(削減率11.9%)の原油量削減が見込める結果となりました。提案診断内容8件を実施することによる光熱費の削減金額は、約474万円です。
空調機の更新
既存の空調設備は13年稼働しており、経年劣化が進んでいることから、最新の高効率空調機に更新し、使用電力量の低減を図るご提案をいたしました。
また、室外機が清掃されていなかったため、室外機フィンの清掃を行うことで、効率向上が図れることをご提案いたしました。
診断の結果、18.9kl/年(削減率7.4%)の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約247万円で、投資回収年数は約9年です。
太陽光発電設備の設置
施設の屋上に太陽光発電設備を設置し自家消費することで、購入電力量の削減を図るご提案をいたしました。
太陽光発電設備50kW分を陸屋根約480㎡に設置した場合、7.3kl/年(削減率2.8%)の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約163万円で、投資回収年数は5.8年です。