アルミダイキャスト製造業の溶解炉・照明等の省エネ活動支援
令和3~5年度支援案件
◆エネルギー使用量(原油換算)101 kl/年⇒<支援後> 削減エネルギー量 10.5 kl/年 , 削減コスト 1,285千円/年
◆企業のPF申込のキッカケ
NPOテクノサポートの指導で生産性や短納期生産などの改善を進めてきたが、納入先から該社にCO2削減など省エネ観点からの改善
を進める要望があり、省エネお助隊(NPOテクノサポート)に相談があり、2021年より本事業で支援
◆支援内容
経営と省エネの両面から支援を実施
「省エネ支援」 :溶解炉の断熱化・照明のLED化・エアコンプレッサの吐出圧力適正化・エア漏れ削減による
電力、ユーティリティの削減
照明のLED化は千葉県脱炭素化促進緊急対策事業補助金を申請
「経営改善支援」:省エネ懇談会活動の実施
5S活動による、油漏れ・エア漏れの改善実施
◆得られた効果
「省エネ支援」 :A重油焚の溶解炉の断熱被覆、天井水銀灯などをLED化することで、天井の照明のみで
必要な照度を確保
エアコンプレッサは吐出圧力を0.65MPaGまで低減などの成果を実現
「経営改善支援」:従業員の省エネ意識向上で、天気の良い日は天井灯の消灯、昼休みのエアコンプレッサの停止などを実施
また、5S活動による機械清掃により、油・エア・水漏れなどの改善が進んだ