当社団の協力事業所からのご紹介を受けて診断を行いました。この事業所はIT関連業務が中心の事業所で、オフィスにおける空調（特に冬場の空調負荷）負荷を省エネにより下げていきたいとの要望があり診断を実施しました。診断実施の結果、現在使用している蓄熱暖房機による電力使用量が大きいことが分かりこの蓄熱暖房機（使用10年以上）の最新型空調機への更新によりエネルギー削減量が年間5.8klのポテンシャルがあることが判明したことと、蓄熱暖房機以外の空調機の室内外機のフィン清掃によるエネルギー削減量が併せて1.1klのポテンシャルがあるのが判り、こまめなフィン清掃によるエネルギー削減の重要性をお示しすることができました。また、照明の一部が蛍光灯のままであったのでLED化によるエネルギー削減量が年間1.73klであることをお示しすることができました。