介護・福祉施設の省エネ診断事例
本事業者は、グループホーム・ショートステイ・デイサービスなどを営む社会福祉法人です。「省エネ対策として具体的な取組が知りたい」とのことでご相談があり、診断を実施することになりました。 施設内のエネルギー使用量は、124.7kL/年です。診断の結果、18.4kL/年(削減率14.7%)の原油量削減が見込める結果となりました。提案内容6件を実施することによる光熱費の削減金額は、約95万円です。
高効率温水ボイラへの更新
経年劣化に伴い老朽化の懸念がある温水ボイラを、最新の高効率温水ボイラへ更新する提案をいたしました。更新することにより、LNG消費量の削減を図ります。
診断の結果、4.9kL/年の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約27万円です。投資回収年数は16.5年です。
照明のLED灯化
各所の照明器具をLED灯化することにより、電力使用量の削減を図る提案をいたしました。
LED灯へ更新することで、3.9kL/年の原油量削減が見込める結果となりました。光熱費の削減金額は約34万円です。投資回収年数は13.6年です。