1. TOP
  2. 相談窓口一覧
  3. 一般社団法人環境未来推進協議会
  4. 実践セミナー講演概要(その2):「運用改善、そして設備更新」による省エネ手法

一般社団法人環境未来推進協議会

イベント・セミナー情報 R5
愛知県

実践セミナー講演概要(その2):「運用改善、そして設備更新」による省エネ手法

実践セミナー講演概要(その2):「運用改善、そして設備更新」による省エネ手法
実践セミナー講演概要(その2):「運用改善、そして設備更新」による省エネ手法

 令和5年10月に愛知県みよし市で実施した「中小企業向け省エネ実践セミナー」の講演概要(その2)として、「運用改善、そして設備更新による省エネ手法」について紹介します。
 講師の大河内敏博氏(エネルギー管理士)によれば、省エネルギーの推進における「エネルギー管理体制の整備」「エネルギー使用状況の把握」「エネルギー目標の設定」「エネルギー原単位の管理」「改善案の立案・実施・成果検討」の重要性と、継続的な取組が必要であることが強調された。
●省エネ取組(現状把握とみえる化)
・エネルギーの年間使用量と光熱費用を把握し、原油換算を行う。
・従業員一人当たりの光熱費や光熱費の対売上比率を出して、同業の平均と比較したり、月別にエネルギー原単位のグラフを作成したりすることで管理を行う。
・エネルギー使用量の内訳を把握し、比率の大きい項目から対策をとると効果的である。
●省エネ推進1「運用改善」
・無駄遣いをしないためのルールやエネルギー管理のためのチェック表をつくり、省エネ行動を習慣化することが大切である。
・すぐにできる省エネ策から取組むことが望まれる。
・工場設備は大は小を兼ねない、古くなると効率が低下する、使わないことがもっとも省エネといった点から設備の無駄を見つけて削減に取組む必要がある。
●省エネ推進2「設備改善」
・設備更新時には、省エネ補助金を活用しながら、消費効率のよい設備、適正能力の機器を選ぶ。
・ポンプ、ファンはインバーター内蔵のものの導入やヒートポンプの活用を検討するとよい。照明は、作業内容に合わせて照度の適正化を図る。

Related Articleその他の関連記事を読む

その他の記事はただいま準備中です。