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アーカイブ R4 一般社団法人省エネプラットフォーム協会
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A重油を利用した空調、給湯からEHPへの更新

支援先は老人ホーム、特別養護老人ホーム、デイサービス、ケアハウスなどで構成される複合福祉施設です。空調は重油焚き吸収式冷温水機を使用したセントラル空調と、EHPの併用により行っています。給湯はA重油焚きの温水ボイラによって各フロア浴室へ供給しています。エネルギーの使用比率は電力56%、燃料44%(A重油38%、都市ガス6%)となっており全体で約280kL使用しています。

提案した内容

A重油を利用した空調、給湯からEHPへの更新

《吸収式冷温水器から空冷ヒートポンプチラーへの更新》 重油焚き吸収式冷温水機は設置後22年が経過しており、劣化が進んで効率も低下していると考えられます。 吸収式冷温水機から空冷ヒートポンプチラー(モジュールタイプ)に更新すると、原油換算で26.4kL、削減率9.3%となります。 《温水ボイラーからエコキュートへの更新》 施設で使用している温水ボイラの燃料はA重油です。最近、燃料費が高騰しているため温水ボイラを夜間電力を利用したエコキュートに更新すれば、原油換算で12.1kL、削減率4.3%となります。 他には、受変電設備の更新や照明のLED化、太陽光発電の導入などを提案全体では原油換算で77.9kL、削減率27.6%となりました。

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