電気温水器の冬期以外停止

　洗面所等に設置されている電気温水器について、冬期以外の使用を停止し、消費電力の削減を図る省エネ提案です。 　当該事業者様は、竣工後25年以上経過した事務所のエネルギー効率の改善に関心を持たれ、診断を申し込まれました。 　診断の結果、6件の改善提案（設備5件、運用1件）のうち、運用改善提案として、給湯器に関する提案を行いました。給湯器2台について、使用期間を11月～3月に限定し4月～10月の使用を停止することで、年間2,500kW/hの消費電力削減（年間62千円のコスト削減）が可能と試算されました。 　注）貯湯式の給湯設備の場合、レジオネラ症予防のため、貯湯槽内の湯温が厚労省告示で定められていますので、湯温を必要以上に下げないよう注意が必要です。