1. TOP
  2. アーカイブ
  3. 福祉施設での省エネ診断

アーカイブ R4 一般社団法人ふくいエネルギーマネジメント協会
福井県

福祉施設での省エネ診断

県内の老人福祉施設より省エネへの取組みに向けて相談を受け、まずは施設全体のエネルギー使用状況の現状把握や削減余地の確認のため省エネ診断を行いました。 施設自体は築5年程度で比較的新しく、照明や空調については最新機器を導入されており、居室部や共用部の空調は適正に運転管理がされていました。 省エネ診断では、運用改善の提案が中心になりました。設備更新については、給湯機器についてLPGボイラからエコキュートへの転換を、運用改善では換気扇など使用状況の改善を提案しエネルギー使用量は事業所全体5.2%(原油換算3.4KL/年)のポテンシャルがあり、約80万円/年削減の可能性が見えました。 他に洗濯乾燥室と空調室外機置場が近接していること、室外機が雪囲いを設置していても冬場には積雪に包まれることから乾燥機室排気を室外機置場に供給し、室外機周辺温度を少しでも高めることにより熱交換効率を改善することを提案しました。 省エネ診断の後は、職員向けに省エネ研修を計画しています。

Related Articleその他の関連記事を読む

その他の記事はただいま準備中です。