県内の歯科医院より、省エネへの対策に向けた計画的な設備更新についての相談を受け、設備更新の優先順位や短中期計画立案の判断材料として省エネ診断を行いました。 省エネ診断では、空調の高効率化、照明LED化、変圧器の高効率化・ダウンサイジングの設備更新、排気設備の運用改善や高圧電力から低圧電力契約への切替による変圧器廃止による負荷損・無負荷損の削減、加えて自家消費太陽光発電の導入により、エネルギー使用量は事業所全体の61.3％（原油換算11.2KL/年）のポテンシャルがあり、約238万円/年削減の可能性が見えました。 省エネ診断の結果を受け、従来の蛍光灯による照明設備は医院全体の電力消費量の20％を占めていること、投資回収年数が小さいこと、今年度は県の補助金が活用できたことから院内照明の大部分についてLED更新工事を実施しました。