《支援活動》インバータコンプレッサーの容量が大きすぎる不具合例



インバータコンプレッサーは、一般的に吐出風量と消費電力が比例するため、運転すれば省エネが実現できていると考えがちです。
しかし、低負荷領域では吐出風量がゼロになる運転が発生するため、必ずしも効率的とは限りません。
インバータ機を導入しているからといって、省エネ運転が適切に行われているとは限らず、インバータ容量が過大な場合には運転が不安定になることがあります。
そこで、コンプレッサーの消費電力と吐出エアー量を計測することで、不具合を発見することが可能です。
消費電力のみを計測した場合、吐出風量はインバータ出力に比例していると仮定され、定格性能通りの結果が得られることが多くなります。
しかし、低負荷領域では消費電力と吐出風量の比例関係が崩れ、運転中にエア流量がゼロになることがあります。
そのため、通常負荷(通常時のエアー流量)に適したコンプレッサー容量を選定しなければ、エネルギーロスが発生します。
このような計測診断は、支援活動の一環として実施可能です。
エネルギーコストの削減につながる省エネ対策を検討されている中小企業のご担当者様は、ぜひお申し込みください。